社員紹介

学生時代は電気を専攻しており、その知識を生かせる仕事を探すなかでTGSに出会いました。大規模な都市インフラである下水道を支え、地域住民の生活を守るという社会貢献度の高い事業内容に感銘を受けて入社を決意しました。

入社時は、荒川区にある三河島保全事業所に所属し、三河島水再生センターという下水処理施設にある機器の保全・点検をしていました。業務には、1週間ごとに水再生センター全体を巡視して、機器の異常の有無を確認する日常点検や、年間計画に基づき機器を停止させて、より専門的な点検や整備を行う定期点検があります。さらに、機器に異常や故障が発生した時に、その原因を調査し仮処置などの対応をする臨時点検があります。いずれも24時間365日にわたり下水道サービスを維持しつづけるために、気は抜けません。また、各点検の結果をシステムに入力したり、修理や点検を業者に委託するための設計書を作成したりと事務作業をする機会も多くあります。

入社後すぐにある新卒採用社員研修を通じて、下水道の成り立ちから各処理工程の機能まで丁寧に教わりました。教育制度が整っていることもTGSの魅力の一つです。資格取得のサポートも手厚く、通信教育制度も利用できるので、必要な資格はスムーズに取得できました。こうした制度に加え、事業所内には知識や経験が豊富な先輩社員が多いので、分からないことはすぐに質問できる環境もうれしいですね。

卒業論文で、2015年に発生した台風による鬼怒川氾濫をテーマに選び豪雨災害について詳しく調べました。それまで豪雨対策といえば河川事業しか思いつきませんでしたが、実は都市の下水道施設にも重要な役割があることを知り、下水道事業の幅広い取組に興味を持ったことが東京都下水道サービスに入社する動機となりました。

入社時は世田谷事業所に所属して、維持管理業務を担当していました。お客さまである都民や区役所などからの問い合わせ対応のほか、工事の設計や監督、施設の巡視点検、電気やガスなどの他企業工事との調整など、下水道事業の最前線と言える業務です。

お客さまからの問い合わせの内容は多種多様です。下水道施設に不具合がある場合は日常生活に影響が出る恐れがありますので、常に迅速かつ丁寧な対応をするように心掛けています。時にはその場では答えられない難しい問い合わせもあり、苦労の末に、満足してもらえる対応ができた時は、大きな達成感を感じられます。

世田谷事業所では、幅広い年齢層の社員が勤務しています。世代間の交流や意見交換は活発で、若手社員が自由に意見を発信したり業務の提案ができたりする風通しの良さはTGSの大きな特長だと思います。何か問題が起こると社員同士の意見交換が始まり、若手のフレッシュな意見やベテランの経験に基づく意見が交わされ、1つのチームとして対策を講じます。このように、日々、社員が協力し合い、お客さまが安心して快適に暮らせるように下水道の維持管理に努めています。

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