インタビュー
INTERVIEW
学生時代について
座学だけでなく実験を通して、
実践的に電気の知識を深めていった。
幼い頃から父と一緒に自転車の修理をするなど、ものづくりや手を動かすことが好きだったので、大学は工学部の電気電子工学科に進学しました。在学中は、電気の基礎から専門的な内容まで学びながら、英語や数学、物理といった普通科目も履修していました。また初代の学長がファックスの仕組みを開発した人物だったこともあり、実際にファックスを製作する授業では手を動かしながら、音で画像を表示する仕組みを学ぶこともありました。座学だけではなく実験にも積極的に取り組み、理論と実践の両面から電気の知識を深めることができたと感じています。
TGSを選んだ理由
大学で学んだ知識を活かしながら、
地元である東京に貢献したかった。
就職活動中は「地元である東京に貢献できること」と「大学で学んだ電気の知識を活かせること」を軸に企業を探していました。そんなとき、下水からコロナウイルスの菌を検出し、感染状況を把握できるという記事を目にし、下水道に興味を持つようになりました。TGSは私が企業選びで大切にしていた2つの想いを叶えられるだけではなく、現場で働く前に、社会人としてのマナーから下水道の専門知識まで学べる研修制度が整っている点も魅力的でした。現場で働く社員の熱意も高く、「この環境でなら自分も成長できる」と確信できたことが入社の決め手です。
現在の仕事内容
水環境の安全を守るという使命感を持ち、
日々点検や整備を行う。
私の仕事は、家庭や工場などから流れる汚水を処理し、河川などに安全に放流するための施設「水再生センター」の電気設備を日々点検・整備することです。点検する機器の数が多いため、計画を立てながら点検作業を進めています。専門性の高い機器の対応については、社内だけではなく専門メーカーとも修理方法などを協議することもあります。また故障やトラブルが起きた際には、現場調査から修理に必要な図面の作成や部品の選定、工事の段取りにも携わるなど業務は多岐にわたります。水環境の安全を守るという使命感を持ちながら、日々の仕事に取り組んでいます。
仕事のやりがい
設備のトラブルを解決できたとき、
東京の暮らしを支えていると実感できる。
「東京23区の下水処理を支えている」という業務の社会的意義の大きさにやりがいを感じます。下水道に携わる私でさえも、ふだんはお風呂やトイレの水が流れること、大雨でも街が浸水しないといった下水道が支えるあたりまえの暮らしを特別意識することはありません。ただ設備のトラブルを、これまで積み重ねてきた現場の技術によって、街に浸水被害を出さず迅速に復旧できたとき、改めてライフラインを支える仕事だと実感しています。そしてどんなときでも、チームで協力し安定した都市機能を維持できていることが、技術者としての誇りにつながっています。
仕事で大事にしていること
「安全・安定・継続」の意識が、
24時間365日止まらない運転を支えている。
「安全・安定・継続」を常に意識しています。怪我なく点検を完了させることが一番大切なので、ともに働くすべての社員が安全に作業できるような計画を立てるようにしています。そして安定した下水道施設の運転を実現するために、小さな異常も見逃さず早期に対応するよう心がけています。こうした安全と安定を継続することで、24時間365日下水道施設を動かすことができるのです。またチームで働くことが多いため、報連相を徹底し周囲との連携も大切にしています。自分一人ではなく、みんなで設備を維持することで、街や環境を守ることができていると感じます。
入社して一番成長した経験
機器の異常を早期に発見できたことが、
自信と達成感につながった。
入社間もない頃は、機器の名前すらわからず戸惑うことも多かったですが、先輩に何度も質問しながら、少しずつ現場で経験と知識を積み重ねていきました。そんな中、ある日の点検で機器の異音に気づき、大きな故障につながる前に早期に対処することができました。この経験によって、点検の際に意識して見るべき箇所などを実践的に理解したと同時に、自信と達成感を得ることができました。最近は、先輩方から教えてもらった技術を実践するだけではなく、ほかの点検に応用する方法を模索するなど、より深く考える力も身についてきたと思います。
今後の挑戦
先輩から受け継いできたTGSの技術を次の世代にも伝えていきたい。
将来的には、TGSの技術の向上・継承に貢献できる存在になりたいです。私が尊敬する先輩や上司は、私がトラブルを報告した際に豊富な経験に基づいて、その原因や適切な対処方法を教えてくれました。私も機器の異常に対してより迅速に対応できるようになるために、先輩方のような機器への深い理解を得たいと考えています。そのために資格などを取得しながら技術力を高め、より高度な運転調整や保全計画の立案にも携わっていきたいです。そして、今度は私が先輩方から学んだ技術や知識を後輩たちに伝えて、TGSの点検技術を次世代につなげていきたいと思います。